ミヤケンのゲームろぐ。

ミヤケンが遊んだゲーム(映画アニメ小説他)に関する雑記ダヨ。

「俺/私が今何考えてるか、分かる?」という台詞の本意

シンエヴァでアスカがシンジに何故自分が怒っているかわかるか、と問う場面を観て頭をよぎったことが一つあった。カップルの喧嘩においてよくある鉄板ネタの一つに、女性側の「私が今何考えてるか、分かる?」に対して男側はなにも答えられないというものがある。無論、こういう状況は男側が悪いという話で決着がつくのがお決まりだけど、このやりとり自体なかなかに香ばしいというか、人と人との間で相互理解がなかなか成立しない要因が眠っているように思う。個が個と生きる時、互いが干渉する度にもう一方を気遣うことは不可欠であるわけだけども、人は案外これを無意識かつ自律的に行うために相手を気遣うべきという意識が浮上する頻度はかなり不安定である。この頻度の違いがトラブルとして表出した時に上記のような状況が生まれるのだが、この際に相手の非を咎める意味で使うのが「俺/私が今何考えてるか、分かる?」だ。俺/私の心を気遣ってくれよと相手に告げることは人間として一般的に非常に良い行いといえる。しかし、これはあくまでも頻度的に発生するトラブルに面したことを経て圧倒的強者側に立ちながらの発言でありむしろ相手を気遣わない行動なわけだ。優しくない行動が優しくない行動を生む負のスパイラルが「俺/私が今何考えてるか、分かる?」によって引き起こされている、これでは互いに互いを理解することはできないだろう。相互理解に近づくためにはせめて、劇中のシンジのように片方が相手の悲しさを掬える人であらねばならないということだ

ジェームズ•ディーン主演『理由なき反抗』 感想

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率直な話、観ていてこの作品の完成度は尋常じゃないと感じた。テーマは無力な子供が幸せになろうともがき苦しむそのありのままの姿を描くこと、なんだけどそのテーマを表現するのに必要十分な要素が揃っているのに加えてナイフ•バトルやチキンレース、最後のクライマックス等の盛り上げどころもしっかりと用意して飽きさせない工夫も仕込んである。子供の無力さを軸に据えた作品は自身の大好物であるから、それはもう最高に楽しめた。

 

主要となる3人の子供は皆親に何かしらのコンプレックスを抱えており、変えられない親子関係に耐え切られず家出をしたり、非行に走っているところから話は始まる。色々あって家庭に対して辛さを感じている3人は互いに補う形で幸せな一時を過ごすが、それも長くは続かない…。描かれている子供特有の純心無垢な心はどこか危うさを秘めていて反社会的とも言えるが、これは大人が今の社会性を獲得するために過去に捨てたものであり社会に何かしらの思いを抱えた経験のある人ならきっとこの作品は楽しめる。これはきっと、そういう映画。

ssss.dynazenon 1話 感想

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端的に言うと、ssss.gridman 1話のセルフオマージュなんだけどまぁ1話目だし良くも悪くもこんなもんでしょという印象。個人的にssss.gridmanはここ一二年の深夜アニメで一番面白いと思っていて当時ほんと楽しめたし、ssss.dynazenonも期待せざるを得ないんだよね。清涼感のあるテイストは前作から変わってなくてちょっと安心した、でも実際こっからどうなっていくかが重要なんですよ。いやー満足できるものであって欲しいな〜

成人映画館初体験の感想

先日、興味本位で友人らとともに成人映画館へ行ってきた。池袋の某所なのだけれども、外観はいたって普通の小さな映画館という様子で入ることに抵抗感は全く感じなかった(ただ、入り口に貼られたポスターは完全に成人向けであることをアピールしていた)。

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券売機でチケットを買い、奥に進むと薄暗い建物の中受付のお爺さんが1人腰掛けていた。その人にチケットの半券を千切って貰い入場すると、シアタールームに繋がる扉のある休憩室のような場所(以前行ったストリップショー施設でもあった)に出る。ちょうど二つ目の演目である未亡人ものが始まるタイミングだったので、そのまま友人らと一緒にシアタールームに突撃した。

 

中では座席にご老人が20人ほど座っていて、みな一つ目の演目のクライマックスを見ているようだった。彼らの邪魔にならないように、俺たちはスクリーンに一番近い席に座った。一つ目の演目は途中からだと全く話の流れが読めないオチで、俺たちは無心でそれを観ていた(作中では男のイチモツが女のアソコから抜けなくなって、2人で大慌てしていた。よくわからない)。一つ目の演目が終わると否や間髪入れずに二つ目の演目が始まり、作品の頭からオチまでそこそこ真剣に観て割と満足して劇場から出てきた。

 

映画館で成人映画を観て一つ確認できたことは、成人映画はアダルトビデオと似て非なるものであり文学的であるということ。演出•質感が官能小説のそれと限りなく近く、純粋に性を描こうとしているという意味では個人的には良い印象を抱いた。また、一昔前の成人コンテンツのためイチモツやアソコの修正が非常に不自然なもので当時の苦労が伺えて非常に興味深かった。

 

成人映画館そのものについては、ストリップショー施設と似て性的好奇心を満たすための場所なんだな、というのが個人的な感想。性的興奮を多人数で共有するのが目的ではなく、家では観れないものを観に行く場所が成人映画館なんだと思う。いや、なかなか楽しい経験でした

 

 

 

 

休日を効率的に過ごすには。

現在13時52分。まだ布団の中にいる。

今日は新社会人になって初の休日なんだけども、早速昼まで寝てしまった。

別に昼まで寝るという行為にストレスは感じていない(なぜなら身体が寝たい!と思っているならば、そうさせてやるのが健康的だと考えているからだ)が、とはいえ素晴らしい人生は有意義な一日の積み重ねであるわけで、時間を睡眠だけに使うのはまぁ勿体無いよね。

 

自分は半覚醒状態から覚醒状態に移る際に時間が結構かかる(2時間くらい?)んだけど、この時間はずっと布団に入っていて寝ているのか起きているのかどっちつかずの状態でいてスマホを触ったりアニメを観たりして完全覚醒を待つ。この時間でもっと高度なことが出来るならやりたいが、とてもじゃないが起きてどうにかできる体調でないから仕方がない。休日を充実させるにはまず半覚醒状態を発生させる時刻を早めて布団から出る時間も早めて、12時以降は存分に遊べる状況を作れるのがベストかなぁ。んで、一日でやることをパパッと決めて実行する。

 

まぁ、今日はもうむりだけどね。

 

今年度でやりたいこと/やるべきこと

年度初めなので、目標を決めてみました。

 

やるべきこと

•ブログ(毎日投稿)

筆力の鍛練と備忘録的な役割

 

•ゲーム(最低でも月一本)

•本(2週に一冊)

•アニメ/映画(2週に一本)

インプット•アンド•インプット

 

•企画書作成(月一)

多分、将来的に自身の生命線になる

 

•婚活

言わずもがな



やりたいこと

•小説執筆

最もコスパの良い創作なので、極めていきたい

 

 

ほんとはもっと色々やりたいけど、こんぐらいが限界かもなぁ

シン社会人の気持ち

入社式を終え、本日(昨日)より無事に社会人になったわけだけどもあまり実感は湧いていない。自分のことながらいつまでガキであり続けるのだという話もある、もうアラサーなのにね。久々に早起きして緩めの八時間労働をこなしたけどもあんまり疲労感はなくて今は程よい眠気が来ていい感じ。ラボ畜の時には無かった充実感が体に満ちていて安らかに明日を迎えられそうだ